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文字数カウント / 原稿用紙の数え方

原稿用紙の文字数の数え方

句読点・かぎかっこ・小さい文字・数字の扱いと、枚数の換算

読書感想文や作文、小論文の提出で「原稿用紙3枚」「2000字以内」と指定されたとき、まず迷うのが何を1マスとして数えるのかです。句読点はマスを使うのか、行の先頭に「。」が来たらどうするのか、数字は1マスに何文字入るのか。このページでは、そのあたりを一通り整理します。

原稿用紙の基本

もっとも一般的な原稿用紙は400字詰めで、1行20字 × 20行の構成です。200字詰め(20字 × 10行)もありますが、提出物で指定されるのはたいてい400字詰めです。

数え方の原則は単純で、1マスに1文字です。ひらがなも漢字もカタカナも、すべて同じ1マスを占めます。迷うのはここから先の例外的な文字です。

マス目の使い方の一覧

種類マス数補足
ひらがな・カタカナ・漢字1マス基本どおり
句読点(、。)1マス行頭には置かない。後述
かぎかっこ(「」)それぞれ1マス閉じかっこと句点が続く場合は後述
促音・拗音(っ ゃ ゅ ょ)1マス小さい文字でも1マス。行頭に来てよい
長音(ー)1マス
三点リーダー(…)1マス2つ続けて「……」と書くのが慣習
ダッシュ(—)1マス同じく2つ続けることが多い

数字とアルファベット

ここは縦書きか横書きかで変わります

縦書き横書き
数字 漢数字を使い、1文字1マス(例:二千二十六) 算用数字を使い、2桁で1マス(例:20|26 で2マス)
アルファベット 1文字1マス、または横に倒して書く 大文字は1マス1文字、小文字は2文字で1マス

横書きで「2026年」と書く場合は、「20」「26」「年」で3マスになります。3桁の「100」は「10」「0」で2マスです。奇数桁のときは最後のマスが1文字だけになる、と覚えておくと迷いません。

行頭に句読点が来るとき

原稿用紙のルールでもっとも間違えやすいのがここです。句読点や閉じかっこを行の先頭に置いてはいけません。これは禁則処理と呼ばれます。

ちょうど行の最後のマスが埋まり、次に「。」が来る場合は、次の行の先頭に送らず、行の最後のマスに文字と一緒に入れるか、マスの外(欄外)に書くのが一般的です。

行頭に置けないのは次の文字です。

逆に行末に置けないのが開きかっこ(「『()です。行の最後のマスが開きかっこになりそうなときは、そのマスを空けて次の行から始めます。

閉じかっこと句点が続くとき

会話文の終わりで「〜だ。」と閉じる場合、句点を省略して「〜だ」と書くのが現在は主流です。学校の指定によっては「〜だ。」と両方書かせる場合もあるので、提出先の指示があればそちらに従ってください。

段落と書き出し

段落の書き出しは1マス空けるのが決まりです。これは行の先頭の1マスを使わずに残す、という意味なので、文字数としては数えませんが、原稿用紙の枚数には影響します。

また、段落の終わりでは行の途中で改行するため、その行の残りのマスも空いたままになります。この2つがあるため、実際に書いてみると文字数から計算した枚数より多くなるのが普通です。

「2000字以内」は原稿用紙で何枚か

単純な割り算では次のようになります。

指定字数400字詰め原稿用紙
800字2枚
1200字3枚
1600字4枚
2000字5枚
4000字10枚
ただし、実際に手書きすると枚数はこれより増えます。 段落の一字下げと、段落末に残る空きマスの分だけマス目を消費するためです。 段落が10個ある文章なら、それだけで数十マスが埋まらない計算になります。 「〇枚以内」と枚数で指定されている場合は、1割ほど少なめの文字数で書いておくと収まりやすくなります。

「〇〇字以内」は何を数えるのか

提出物で字数を指定された場合、句読点やかぎかっこも1字として数えるのが一般的です。多くの学校や公募要項では「句読点を含む」と明記されています。

一方で、段落の一字下げ(空白マス)は数えません。空白は文字ではないためです。当サイトの文字数カウントで「空白を除く」の数値を見ると、この基準に近い値が出ます。

指定が「2000字程度」の場合、一般には±10%程度が許容範囲とされています。「2000字以内」であれば超過は認められないので、余裕を持たせてください。

書いた文章が何字あるか、その場で数えられます
文字数カウントを使う

よくある質問

タイトルと氏名も字数に含まれますか?

提出先の指定によります。明記がない場合、本文のみを数えるのが一般的です。原稿用紙では1行目にタイトル、2行目に氏名を書き、3行目から本文を始める形式がよく使われますが、この場合もタイトルと氏名は本文の字数には含めないのが通例です。

改行は字数に含まれますか?

含まれません。改行は文字ではないので、字数としては数えないのが原則です。ただし原稿用紙のマス目は消費するので、枚数を数えるときには効いてきます。

縦書きと横書きで字数は変わりますか?

ひらがなや漢字は変わりません。数字とアルファベットだけ、前述のとおりマスの使い方が変わります。「2026年」は縦書きの漢数字なら「二〇二六年」で5マス、横書きの算用数字なら3マスです。

Wordで書いた文章の字数と合わないのですが

Wordの「文字数」は初期設定で空白を含み、脚注やテキストボックスの中は含みません。数え方の基準が違うため、原稿用紙のマス数とは一致しないのが普通です。当サイトのカウンターでは「空白を含む」「空白を除く」の両方を同時に表示しているので、提出先の基準に近い方を見てください。